気持ちはダイエット 食いしんぼ編集長の「いい食欲」「悪い食欲」

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Vol.20 鍼ダイエット(6)初めて「やせた?」と言われた日

あれは忘れもしない、2004年8月8日。小学館の創業記念日でした。鍼ダイエットを始めて10日くらいたったころ。1週間「水」のみ、その後葉っぱ生活というひもじい毎日で、強制的に体重は3kgほど減っていたはず。まあ自分では、服のゆるみ具合で「ヤセ度」もわかるのですが、他人から見たら全く変化なし…という、辛抱の時期でした。

創業記念式典が15時から近くの如水会館で行われるため、社員がぞろぞろ移動していくのです。その時はOggi編集部に所属していたのですが、その前に在籍していたCanCam編集部で一緒だった後輩の男の子が「あれ〜、なんかやせました?」と一言。「うん、ちょっとね」と、詳細語らず。鍼ダイエットを始めてから、「やせた?」と言われた初めての瞬間です。編集部の特性か、やっぱり女に対するの値踏みは厳しいんだな、と納得。人には気づかれないくらいの違いですから、ほめるべき観察力です。でも、そこから1週間たっても、「やせた?」と質問されず。あまり印象は変わらないようでした。始めてから2週間たち、葉っぱ以外のものを食べ始めると、さすがに体重の減りは少ない、どころか、一時的に増えさえしました。

これが、「やせた?」ではなく、「やせましたね!」と言われるようになったのは、始めてから3週間めあたり。減少体重3〜4kgのところです。まずどこがやせるかというと、お腹。それから、私の場合は顔。二重顎がすっきり、顔の輪郭が一回り小さくなった印象です。

炭水化物以外の食べ物を食べ始めたら、ちょっと食べたら「胃が破裂しそう」なくらいの膨張感を味わってた小さな胃も、少しずつ少しずつ元に戻り始めました。この時期はちょうど、お中元の季節。Oggi編集部にも隣のDomani編集部にも、美味しそうなスイーツが山のよう。いつもだったら、見た瞬間に食べているのですが、覚悟を決めてダイエットを始めたのですから、食べるわけにはいきません。「ピエール・エルメのマカロンね」、「マルコリーニのチョコレートね」…と、確認のみ。隣の席のPちゃんが「食べないの? 食べないの?」と毎日誘いますが、「2か月たったら食べられるんだから、ガマンガマン!」を合い言葉に、乗り切る毎日。食欲がだんだん出て、抑えるのが難しくなるこの時期、「やせましたね!」という言葉は励みになりました。が、「2か月たてば、いつでも食べられる」という考え方…リバウンドって、そのせいだったのかも…。<続く>


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