「キレイな髪」の作り方 ~最新のゆるボサ巻き 徹底解説!~
目指すスタイルは最新のゆるボサ巻き
「基本、髪の毛は熱で柔らかくなって変形し、冷める瞬間に形づきます。だからぬれた状態でスタイルをつけようとしても無理。ヘアアイロンで巻くときは必ず乾いた状態から始めます」(朝日さん)アイロンは基本的に180℃程度の高温で素早く巻くのがおすすめ。でも、初心者で時間がかかる人や髪が傷んでいる人は160℃以下の低温で巻けば、髪のコルテックスの変成が防げます。一見難しそうな流行のボサゆる巻きは、「外国人のくせ毛のような不ぞろいなカールでいいので、かえって簡単です」
ランダムさが肝! ゆるボサ巻きの作り方
1 全体をふたつにブロッキングする
頭頂部とサイドの間で角のようになっている所が〝頭のハチ〟。この頭のハチを通るラインで全体をふたつに分け、ハチより上をヘアクリップで留めておく。ハチより下はフォワード巻きとリバース巻きを交互に作りミックス巻きに、ハチより上は毛束をねじりながらミックス巻きでランダムな動きを出します。
顔に向かって毛先が内側に入る巻き方が〝フォワード巻き〟。顔周りはフォワードで始めると品のある雰囲気に。中間から巻き始めるのが今どきになる技。
外側に向かう巻き
リバース巻き 完成
顔から外側に向かう〝リバース巻き〟は、華やかな雰囲気に。こちらも中間から巻いて。顔周りはフォワード、次はリバース、と交互に巻き、ミックス巻きに。
2015年6月号P130掲載
撮影/齋藤裕也(t-cube/人物)、松本拓也(静物) ヘア&メーク/朝日光輝(timeless) スタイリスト/伊藤ゆみ モデル/ATSUKO イラスト/片塩広子 デザイン/GRACE.inc 構成/中尾のぞみ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。